プラセンタ注射

プラセンタ注射とは

プラセンタ注射とは

プラセンタとは、胎盤を意味し、プラセンタ注射は、人の胎盤から抽出したエキスを体内へ注入する施術になります。

胎盤は、妊娠中の女性にのみ作られる臓器で、胎児とへその緒を通じて、母体から栄養や酸素を供給するなどの役割があります。胎盤には、タンパク質、脂質、糖質、アミノ酸、ビタミン類、ミネラル、酵素、カルシウムなどの栄養素が豊富です。元々肝臓疾患や更年期障害の治療法として用いられていましたが、同治療を施した患者さまに肌の改善もみられるようになったことから、美容医療としても使われるようになりました。

プラセンタには、細胞を活性化させる成長因子が含まれており、肌のターンオーバーを促すことでエラスチンやコラーゲンを増やし、肌のハリやキメを整える効果があります。また皮膚細胞を増殖させ、新陳代謝を活発化させやすくすることで、シミ(モヤモヤした薄いシミ含む)やくすみの改善、肌のトーンアップ、血行促進による肩こり・腰痛の改善など様々な効果が期待されています。

プラセンタ注射はこんな方におすすめ

  • 更年期症状(ほてり感・発汗・イライラ・のぼせ・倦怠感など)がある
  • 肌荒れやシミ、くすみを改善したい
  • お肌のハリ、ツヤの改善をしたい
  • 疲労やストレスが多い
  • 肩こりや腰痛がある
  • 肝機能の回復、脂肪肝を改善した

施術方法

皮下注射となります。効果の持続は3日~1週間程度とされており、継続的な効果を望まれるのであれば1~2週間に1回の間隔で通院されることをお勧めします。

副作用について

これまでに重篤な症状の報告はありませんが、注射部位に痛み、赤み、腫れなどの症状が出ることがあります。これらは数日で治まるようになります。このほか、人によってはアレルギー症状(発疹、じんましん等)がみられることもあります。

高濃度ビタミンC点滴
(準備中)

高濃度ビタミンC点滴とは

高濃度ビタミンC点滴とは

高濃度のビタミンCを血液中に直接投与する点滴療法です。ビタミンCは、高い抗酸化作用を持っており、美肌・美白・エイジングケアなどの美容効果、がんや生活習慣病などの疾患予防・改善、免疫力向上や身体機能の改善効果が期待できる点滴療法です。アメリカではがん治療にも効果があるという報告もあります。

高濃度ビタミンC点滴はこんな方におすすめ

  • シミができやすい、肌荒れしやすい
  • お肌のはり・つやの改善をしたい
  • ニキビができやすい・治りにくい
  • 疲労やストレスが多い
  • 冷え性・肩こり
  • 免疫力向上したい
  • がん予防・再発予防したい
  • 老化・生活習慣病予防をしたい
  • アトピー・アレルギー体質改善したい

施術について

点滴による施術となります。1回の施術は60分程度です。持続的な効果を得たい場合は、1~2週間に1回程度の間隔での点滴がおすすめです。

副作用について

重要な副作用はないと報告されています。比較的起こりうる副作用としては、血管痛(点滴による)、口渇、低血糖(めまい・冷や汗・疲労感等)の可能性などがあげられます。

高濃度ビタミンC点滴が適さない方

  • G6PD欠損症の方
    ※事前にG6PD欠損症の検査が必要です。欠損症の方は治療を受けられません。
  • 腎不全があり、透析中あるいは透析が必要となる可能性の高い方
  • 心不全や不整脈の方、腹水のある方
  • ビタミンC過敏症の方 等
G6PD検査とは

G6PDは、赤血球にある酵素です。
この酵素が遺伝的に欠損していると、高濃度ビタミンC点滴を受けた際に溶血発作を起こすことがあります。日本人には稀ですが、この酵素の検査を事前に行い、点滴が安全に受けられるかの確認を行います。